「ゆなー!大丈夫?」

「あぁ!留利ちゃん!大丈夫だよ!
この人が助けてくれたんだ!」

「この人って!あんた、
あのサッカーが上手くて
超イケメンの瀬川涼太?」

留利ちゃん……

あいかわらず、イケメンすきだなぁー。

「てか、ゆな、涼太くんと
知り合いだったの?」

「え、ううん。違うよ……」

私がそう言ったとき、

瀬川くんが寂しそうな顔をしたのを

私はみた。