君とともにこの傷を

恋愛(ピュア)

みゅぅく/著
君とともにこの傷を
作品番号
1221414
最終更新
2019/09/29
総文字数
4,742
ページ数
25ページ
ステータス
未完結
PV数
618
いいね数
0
高校2年生の冬がやってきた

1年で1番大好きな季節

そんな季節にあなたと出会った

そして

『俺と付き合ってください。』

人生で初めて告白されたあの時 

嬉しさが心の中でおさまらないほど溢れ出した

でも、それとは逆になんだかあなたを騙しているような罪悪感を覚えた


私は声が出ない

それでも、前向きに生きようとしてきた

お母さんと約束したから

私を好きになってくれてありがとう

嬉しかったよ

でも、あなたは

普通に話すことができるから

私と一緒にいたら不幸になる

だから、心の中で私はあなたに

『ごめんなさい』と言って、

唯一、キミとの繋がりだったあの電車を降りた

あなたが心に深い傷を負っていることなんて

知らないまま…


気付いてあげられなくて

ごめんね

あらすじ
横田える(高校2年生)は生まれつき声が出ず、特別支援学校に通っていた。

そんな冬のある日、通学電車の中で高校2年生の早乙女れいに出会う。

互いに好意を持つようになるが心に抱える傷のせいで____

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