【完】子持ちな総長様に恋をしました。







まぁあたしには関係ないわ…。



「じゃああたしは教室戻るわ。」



あたしは、B組。



結構奥まで歩かなくてはならない。




「せやな!俺と雨斗はA組やから、なんかあったらいつでもくるんやぞ!」




…なに父親みたいなこと言ってるのよ。





それに、なんか、なんてあるわけないし。






本当、言ってることがめちゃくちゃよね。






あたしはちょっと笑ってしまった。





こんな人たち、初めてだし。






「そう。ありがとう。…またね。」





そう言ってあたしは小さく手を振って、
教室へ入ったー…。