【完】子持ちな総長様に恋をしました。






だからか。



そのダメージは大きかった。




「……。」




それでもあたしは何も言わない。



だって何か言っても彼女たちを刺激するだけでしょう?




黙って、発散させてるのがいいのよ。







「何黙ってんのよっ!痛くないの?無表情で…。気味悪いわ、この、人形がっ!」





あたしは思いっきり突き飛ばされた。





その瞬間ー…






「えっ?」





あたしの足下には、空間しかなかったー…