俺の思ったとおり。 そんな春斗をみて、冷夏の顔は歪む。 「…じゃあ、また帰り来るから。またな、冷夏」 「は?え、ちょっ…」 俺はえーっ。という春斗を引っ張って教室をでた。 そして、もう一度冷夏に目をやると、冷夏はまた、本を読んでいた。 俺たちが来たことを、なかったように。 …そこらへんの奴と違うから。 俺は、冷夏に興味を持ったんだと思う。 …じゃあ帰り、な?