「俺がガマンした意味がなくなる。」 「秋がガマンした意味?どーゆー意味だよ説明しろ」 コイツ…俺が先輩だって頭からすっ飛んでんな。 「…冷夏の過去をきいたか?」 「あぁ…」 …頷かれて悔しい気もしたが俺は話をすすめることにした。 「…冷夏の両親が亡くなった理由、記憶がなくなった理由。すべてー…俺たち、 暴走族と関わったからだ。」 俺は繋いである冬歌の手を、ぎゅっと握った。 「…そんな冷夏に、暴走族ともう一度付き合わせるなんて、できねぇよ。」