秋は目を見開いた。





「あたしは…秋が、好きよ。
…だからね、あたしも逢えてよかった。」




風が秋とあたしの髪をなびかせる。




そんな秋をみてもきゅんきゅんしてしまうあたしはやっぱり重症。








「……だからね、秋「ごめん」




話しかけようとしたら秋に遮られてしまった。






「ごめん」






切なそうな顔をして謝る彼。