「おー」 俺が戦い終わった背後では、達樹さんが 呑気に拍手している。 「…強くなったね、秋。」 達樹さんに頭を撫でられた。 随分と雑にだけど、それが嬉しい。 そう思っていると、達樹さんはすぐに真剣な顔つきに戻った。