「いやいや、こーゆーのを家族団らんって言うのね!」 「いわねぇよ!」 姉ちゃんはちょっとアホだ。 勉強はできるんだけどな…。 「あ、達樹(タツキ)だっ!!達樹~!」 なんと家の二階の窓から大声で叫ぶ姉。 達樹と呼ばれた男は少し驚きながらも姉ちゃんに手を振りかえす。