ある夜は、誰かにつけられた。 ある夜は、連れて行かれそうになった。 そんな日々になれてきた頃、あれからおよそ3ヵ月はたっていた。 最近、それも減ってきた気がする。 あたしの、毎日巡らされてた神経たちは、 今は、休憩中。 「冷夏、最近は?」 魁は心配そうにきいてくるけど、 「…ほとんどないわよ。もう飽きたのではないかしら?」 本気でそう思ったわ。 ーーーけど、事件は起こった。