「どうしたの?冷夏ちゃん」 2人きりの部屋で、魁は不思議そうに。 けど、ちょっとソワソワしてる。 「…冷夏って。呼んでよ。 ……2年前みたいに。」 「…冷夏。。思い出して!?」 一瞬嬉しそうな顔をした魁だけど、また 顔を曇らせた。 「…あのことも、思い出したの?」 「えぇ…。」 あたしはもう一つ、魁が暴走族だった、 そして付き合っていた。ということの他に もう一つ思い出していた。 とても、とても悲しい過去。 あたしが、魁を忘れた理由。