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「…ハァ、ハァ」
あたしはガバッと覚めた。
そこは確かに白い空間だったけど、そんな怖いものじゃなくてー…。
「こ、こは…?」
「…病院だ。」
この声は。
「あ、き?
なんでここに…。」
「…なんで、なんて言うな。お前が電話で呼んだんだろ。」
あれ、そうだっけ…?
「あたし、無意識のうちに電話してしまってたのね、ごめんなさい。」
「…謝んな。いつでも頼れよ。」
そう言ってあたしの頭を撫でる彼に、
やっぱりドキドキするあたし。
その時、病室のドアが開いた。
「…冷夏っ!!……ちゃん」
一瞬あたしを呼び捨てにして、あとから
ちゃんを付けた。
ねぇ…魁も、きてくれたの?
息をきらす魁に、あたしは泣きたくなる。
だってあたし、全てを思いだしたの…。



