「え、冷夏ちゃん龍皇知らないの!?」
そう言ったのは、海くん。
この時のあたしはまだ初対面のはず。
さっきのナンパらしきことはおいといて。
「…知らなきゃ、いけないの?」
海くんに気安く″ちゃん″付けで呼ばれて、いつもなら斬り捨てるところをあたしは優しく聞き返してあげた。
だって魁のともだちなんでしょう?
仲間…なんでしょう?
ともだちは、美那と、他少ししかいない
あたしには、その存在は大きかった。
「やめろ海。コイツは本当に知らない。」
魁はそう言って間に入ってくれた。
これから、″あたし″は彼のー…
将来を知る。



