魁は目を合わせてくれない。 …なんで…。 小さい頃から一緒で。 3つ違うのも全く気にならなかった。 やっぱり…ダメだったの? 魁は、そう見てなかったの…。 そんなわけない。って思ってるあたしもいれば、でも…って思うあたしもいる。 「…ごめん、美那。あたし、帰るわ。」 「え?へ?ちょ、冷夏!?」 あたしは正門とは逆方向に歩いて、裏門を目指した。 魁は、追いかけてもこないし、あたしに 声をかけることもなかった。 あたしは帰り道、1人涙を流した。