「…はぁはぁ。れ、冷夏がいねぇんだけど
どこにも。教室にもいねぇんだよ。
…おいみんなで捜しに…って。」
…えっと。
秋?
「れ、冷夏?」
あたしの顔を見ると、秋ははぁぁぁと
床にへたり込んだ。
「…ビビった。本当に心配した。
お前何1人で行ってるんだよ。」
「え、えっと…ごめんなさい?」
突然言われたから、とりあえず謝った。
なんか、うん。
あたしが悪いみたいね。
「みたい、じゃなくて、そうなんだよ!
お前龍皇の姫なんだぞ。」
あ、それ…。
「春斗にも同じこと言われたわ。」
「…自覚しろよ。」
本当に困った顔で、疲れてへたる彼を見て頷くしかなかった。



