【冷夏 side】
今日は、さっき倫に言われた通り、帰りに倉庫に寄ることにした。
何度もいうと、ほら吹きというのはホント好きではなくて。
そう思われるのは本当に嫌ね。
「冷夏ちゃん来たーっ!」
春斗のうるさい声と共に″こんにちは!″
という声が響いた。
「あ、あれ!?冷夏ちゃんもしかして1人できたの!?」
…そんな驚くことかしら?
前来たときに道は覚えたし。
なんも問題はないはずよ?
現に、こうやって来れてるじゃない。
「…ダメだよー!冷夏ちゃんは龍皇のお姫様なんだから~。」
別にお姫様でもカボチャの馬車なくても
歩けるわよっ!
「おいっ!」
…倉庫のドアが勢いよく開いた。



