「…それ以上はやめろ。……死ぬぞ?」
低い声。
威圧感を感じる。
「……いいね。」
「は?」
この時、俺はまだ狂っていたのかもしれない。
「いっそ、今殴ってる奴と、心中してみても面白いかもね。」
俺はにこっと笑ってみせた。
自分でもよくわからなかった。
正直、今の状況も俺はよく掴めていなかったりする。
″殴る″そういう快感を止められてイライラしていたのかもしれないし。
母さんの言葉を思い出して、あたってしまっていたのかもしれない。
「…来いよ。お前。」
ただ、その時アイツが俺に声をかけてくれていなかったら。
今も深夜徘徊をしていただろう。



