魁さんとの出逢いはそう。 あたしが病院のベッドで目を覚ました時。 何か、隣にいた。 『…冷夏?意識ある?』 『うん…』 『…よかった。もうダメかと。』 『…ありがとう。ところで…貴方はお父さんの知り合いとかかしら?』 『…!!…うん。そうだよ。』 そんな感じだったけど。 なんでここまで仲良くなったのかしらね。 ナゾよ、、、。 この人だけは、信頼している。