なにやら端っこでは、お兄さんや春斗やらがお腹を抱えて笑っている。
「…き、……く、つ…すぎ」
…なんて言ってるのかはわからないけど。
「…えっと、問題あるかしら?」
あたしがそう言うと、またもやお兄さんと春斗が大爆笑。
「…れ…ちゃ…に…すぎ」
…あぁもう!
聞こえない分余計 質悪いわよ!
「…問題はある。行くな。」
…いや、冗談はやめなさい。
「行くな、なんて無理。いきなりどうか
したの?おかしいわよ。」
秋はハッとなると、急にそっぽ向いた。
…次はどうしたのよ?
「…ソイツ、何歳?」
「あたしより、3つ上だけど…。」
…その情報いるのかしら?



