【冷夏 side】 龍皇は、楽しいところだった。 「冷夏さん、俺憧れてたんです!」 「話してみたかった。」 そう言ってくれる人もいて、お世辞よねって今までなら言ってる自分がなんか申し訳なく感じてきた。 ホント、いいところ。 そのとき、 ピロロロロロ 全員が振り向く。 「あ、ごめんなさい…」 あたしの携帯が鳴った。