【完】子持ちな総長様に恋をしました。









「は?違うだろ。」




秋のそんな声が聞こえた。





会話は終了したみたいだ。








「……いくぞ冷夏。」





「えぇ?あ、わかったわよ」





彼のいつもより数段低い声に驚きつつも、あたしは彼の後について部屋を出た。