「え、雨斗さん…。こ、この人が姫!?」 赤髪三つ子は、確認するかのように立花先輩に向く。 立花先輩は、あぁ。と頷いた。 「うそ…秋さんに彼女が…」 あれ。 なんか勘違いしてるようでびっくりだわ。 「あたし、彼女なんかではないわよ。」 それで、他の人に恨まれたらどうしてくれるのよ。彼女!?なんて大声で叫ばないで頂戴。 「秋さん…クールな姫ですね…。」 「まぁ美人だけど。」 「姫、なんてつくったことなかったのに」 三つ子に口々に言われる。 なんか睨まれてる気がするのは気のせい?