-御用のないもの 通しゃせぬ- -この子の七つの お祝いに- この歌声は…、 子供の声? -お札を納めに まいります- -行きはよいよい 帰りはこわい- 一人ではない、たくさんの子供の重なった声が耳元で木霊する。 その歌からは微かに、子供の笑い声も混じっていた。 -こわいながらも- -通りゃんせ 通りゃんせ-