「あ~、いい男いないかなぁ…」



明梨は校庭を見渡して、ムスッとする。



「いまいちパッとしないなぁ、ウチの高校の生徒は」



「あはは…」



…あぁ、明梨にクッソ言いたい!!!


実は、ウチの高校には、


空木咲夜(※極度の俺様)と、

秦野蒼空(※マフラーの変人)と、

結城日向(※チャラ男)という、



隠れイケメンがいるという事を!!


でも、そんな関わりないから、無闇に周りに言えないし…。


「はぁ……」



「どーしたの、なんでテンション低いのさ」


明梨が、あたしの顔を覗き込む。



「だから、朝は低血圧なのー…」



あたしは、しんどそうなフリをして、答えた。



あー、罪悪感…。


ごめん、明梨……。