翌日、朝



「おはよーん、凜」



「おはー……明梨…」



「あり?凜て朝弱いっけ??」



明梨が、あたしのほっぺをペシペシ叩いてくる。


「低血圧なんですー…」


「じゃ、テンション上げてあげるね」


「どーやって?」


明梨は、あたしの肩に手を回して、声をひそめた。