普通な恋がしたかった!!!

待って、頭がついてきてないよ。



だってあたし、ひとりだと思って、独り言散々言って、


しかも、カーテン引きちぎって……。



となりにずーっと、いたってこと…??





……もー、恥ずか死すぎるでしょ今日。



てか、誰……??



スッゴいイケメンなのに、初めて見る顔…。



春の日差しに照らされた美形が、ゆっくりとあたしに向いた。



「やべ、見られた」



ベッドの上に座っていたイケメンは、真っ青で言った。



「…え?」


見られたって、何かしてたの?


てか、あたしがカーテン引きちぎったせいだよね。