普通な恋がしたかった!!!

「なんであたし巻き添えにすんのよ!」


空木の手を振り解く。



「逃げるから追いかけんだろーが!」


息の荒いあたしに、空木は言った。


「女の子達は?」


…てか、空木が疲れてないのが、地味にムカつく!


「巻いてきた、もー多分来ねぇ」


空木は、中庭のど真ん中でドカッと座った。


「…あぁソーデスカ…。


…てか、なんで体操着?」


あたしは、座ってそのまま寝転ぶ空木に聞いた。



「…あー…?ドッチボールの練習してた」


「ドッチボール……球技大会の練習?」


「そ。クラスでなんか、キャプテンになった…」


空木は、めんどくさそうにつぶやいた。