「あぁあぁああ~…。終わんないー…」 あたしは、原稿用紙の広がる机に突っ伏した。 なんであたしが反省文書かなきゃなの?? 悪いのコイツらじゃん! 明梨なんか、 「頑張ってね~♪」ってニヤニヤしながら帰ってったし!! 頭を覆う腕の隙間から、時計をそっと見てみた。 ……6時。 書き始めてから一時間たったのに、書けた原稿用紙は三枚。 あと七枚…。 いつ終わるんだろーか…。