普通な恋がしたかった!!!

す、寸止めしてる!!!



女生徒達からは、キスしたように見えたみたいで、校庭は大パニック!


その隙に、空木咲夜はあたしをヒョイッと肩に担いだ。


…って、



「ちょ、担ぐの止めて!!」



恥ずかしいんだけど!!


「うるせぇな、せっかく俺様が助けてやってんのに」


空木咲夜があたしを睨んだ。



だって、こんなのあんまりだってー!!



空木咲夜はそのまま、歩いて校内に入っていく。



すでに登校していた生徒も大パニック。