普通な恋がしたかった!!!

空木咲夜は、女生徒達に向かって、



「俺様に注目ー」


とぶっきらぼうに言った。



な、なに、なに??


マジックでもすんのコイツ?



チラッとあたしを見た空木咲夜は、小さくつぶやいた。



「五秒で済ます」



その瞬間、空木咲夜があたしの頭をつかんで引き寄せた。



「ギャアアアアアーー!?」


ま、またーー!?!?///


なんでわざわざ騒ぎおっきくすんの!?



女生徒達が騒いでる間に、空木咲夜は、





あたしの頭を思いっきり自分の方へ寄せた。




カバンでみんなからは見えないけど、



あたし今、



空木咲夜と




キスー…………





してない!!!!





「「「キャアアアアアアアアアア!!!」」」