初恋のアカリとソウ

気がついたら
もうオレンジ色の空だった

「そろそろ帰える?」
「いや、あと観覧車だけ寄って行かないか?」
「良いけど…。」
「んじゃあ行こうか!!」

混んでるかと思ってたけど
案外空いていてすぐに乗れた

「実はあたしも乗ってみたかったんだ〜!!」
「お~!そうか、なら良かった‼」

しばらく景色を見ていた
少したってから涼は明に話しかける

「なぁ…
さっき聞けなかったんだけど……。」

「………。」

「なぁ…?」

「…….。 」

「おーいー? やっぱり寝てたのかよ…」
「もう…アカリってやつは…。」

ちょっと呆れる涼


明はと言うと…

疲れてしまったのか
いつの間にか、涼の肩を借りて寝ていた

《ソウ》

ったく…
楽しみ~とか言っときながら
寝ちゃったし

しかも、俺の肩によりかかって寝るとか
どんだけ無防備なんだよ…。


まぁコイツらしいかっ!


姫ねぇ…
俺はあながち間違ってないと
思うんだが

コイツ無自覚らしいが
意外と可愛いし…

運動できないし勉強だって…


だけど
なんか引っかかるんだよな…。