初恋のアカリとソウ

「ソウって……。」
「ん?なに?」


「女の子みたい~
さっき、ぎゃあぎゃあいっちゃってさ」

「なっ!! 男に決まってんじゃんか‼」

お前のせいだろ…。

って
小声で言った声は彼女には届かない

「ウケるーー! あんたが女だったら
気持ち悪っ‼」
「はいはいそうですよーだ!
俺は男だから関係ないしー」


「そーですねーーー…。」
「ソコ棒読みするなよ‼」


二人は笑ってる

なんだかんだいって
アイツと一緒にいて楽しいかな

「メリーゴーランド行こっ?」
「いいよー」

とは言ったもののなかなか一人じゃ登れない
そんなアタシに気づいたのか

「登らせてやるよ!」
「うん……。」

そっとあたしを馬に乗せてくれた

「姫っ!どうぞっ!」
「誰が姫じゃ!!! 」
「不満かぁ?」
「もちろん‼」

お姫様みたいに可愛くないし…
姫はさすがにヤダな…。

「じゃあ… 姫っ!行こうかっ!」
「なんでやねん‼どこにだよ!?」

なんて言ってたら
従業員さんが笑いながら手を振ってた

「終わっちゃったね……。」

「あれー?そんなに残念なのかな
アカリちゃん〜っ!?子どもみたいー」

「子供ですーー! 高1ですけど〜?」
「なんだぁー! 幼稚園児かと思った」
「違いますーだー!」