初恋のアカリとソウ

「やっと着いたー」
「だなっ!!」

さすがに休日だから見渡す限り人がいる
あたしはやけにテンションが高い!!

「遊園地なんてひっさびさ~〜」
「俺も~!で、どこ行きたいー?」
「やっぱ 、ジェットコースターでしょー」
「おう!行こうぜっ」

あと30分待ちだって…
することもないから話そうかな

そういえば、毎日つきまとって来るクセにあいつのコト全然知らないんだよね。
何を話そう…って考えてたら


「お前って何部にするの?」
「うーん… ソウはー?」

「俺は美術部!!」
「えっ!? 美術部だって? 向いてなさそう〜」
「ひでぇー」
「だってどう見たってスポーツでしょあんたは~」
「そうかー? 絵を描くの好きなんだけど。」

「似合わなっ!!」
「うるさいなぁー」

なんか意外だけど、涼の絵見てみたいかも!

「お前はどうすんのー?」
「今の所は弓道かなぁ…」

「お前こそ意外だなー!運動できないくせにっ!!」
「うっさいわね!!」

「ハハハっ!! さすがアカリおもしれーな!!」
「なんでそうなんのよー!!」
「そう言う反応がっ!!」
「ふんっ!! じゃあ、アタシ喋らない!」

ふくれっ面しながらあたしはそっぽ向いた

「喋れよー⁇」
「………。」
「おーいー」
「………。」
「んじゃあ、これでもくらえ!!」

あたしの顔引っ張るアイツ

「うぐっ……。」
「ハハハっっ!!!ウケるんだけどその顔っ!!」

アタシはあいつを睨んだまま頬を引っ張られてる

「は……な……せ……。」
「ん?なんか言った⁇」

ダメだこいつに完全に遊ばれてるし