あの頃の僕等は、怖いものなどないと――…思っていた。 何処までも、いけると思っていた。 大成…、 君が見た景色を、 俺も――…見ることができるのだろうか。 「行くぞ、たいせー。」 その景色を……、もう一度、君に。 あの頃みたいに、 青臭く、 誰よりも……高く、 高く、高く――…、 空をも掴むくらいに――