当のクレアが、“被害”者と感じたか否かは定かではない。 しかし人の世ではこれを“罪”と言う。 “クレア”と“ナイチンゲール”…… そして罪を知るスティッチ。 この三者の犯した殺人を、同一人物に特定させる能力を持つ人物がいるのなら、スティッチはその人物に身を委ねるつもりだった。 そして“Nightingale”と云う殺人鬼を密告したのである。