立ち入り禁止の屋上に等登る事の出来ない二人は、住人の背後からすり抜けて居住区へと足を進めた。
「クレア。殺人への躊躇や罰への恐怖はないのかい?」
突然のスティッチからの質問にも戸惑う事なくクレアは答えた。
「ないわ。アナタを失う事の方がずっと恐怖よ。罪の意識すら持ち合わせていない。次はどこで殺るのかしら?」
その言葉を聞いたスティッチは常備していたダガーナイフをクレアに手渡し、
「ならこの部屋の住人を排除して、素敵な景色を手に入れておいで……」
そう言って、適当に選んだ一室を指差した。
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