Hotelを後にした二人は隣接する高層マンションへ登り、最上階にある日本のコンビニエンスストアに立ち寄った。 何を買うでもなく、雑誌をめくったり日用品を物色したりしながら店内を徘徊し、ミネラルウォーターを二本だけ購入した。 「幸せかい、クレア……?」 そう聞かれたクレアは繋ぐ手をぎゅっと握り締めながら、枯れた声で答えた。 「最高の気持ちよ、スティッチ。夢を見てるみたい。さっきの快感でまだ脚が震えるの……ずっとこの勝者の感覚を味わっていたいわ」 スティッチはにっこりと笑った。