スティッチ以外には相手にすらされないその体に愛と様々を注入されたクレアは、自らの殺戮行為すら手柄や勲章のように感じていた。 散らばる写真はその証であり、敗者に見られながら愛される自分に酔えるのだ。 クレアの二十八年。 彼女の生きる価値は、例えどんな形であってもスティッチと共にあった。 スティッチと同じ狂気こそが、彼女には必要性を感じる最大の共通点なのである。