スティッチは始めから、FBIがプロファイリング捜査を用いる事を前提としていた。 彼は心理学を自らの欲望の為に芯まで学んだ男である。 心理をもとに分析する捜査において、仮想心理を作り出し、あたかも別人格の人間を生む事等容易い事であった。 人の“癖”や行動心理とは無意識な部分が多い。が、そもそもスティッチの“意志”とクレアの“行動”と云う、架空の第三者がそこにいるのである。