スティッチの欲求は殺人そのものではない。あくまでも壊れ行く者の姿であった。 勿論対象は主に女性であったが、そこに性的な動機はない。 いや、破壊された姿こそが興奮の対象であり、行為そのものが解消に値するのである。 例えクレアの手による犯行であったとしても、クレアそのものを“道具”として扱うスティッチは自らの行為に満足した。 破壊魔スティッチは殺人鬼クレアを自在に操り、その術を知っていた。