クレアが初めての犯行に及んだのは、一年程前の事である。 未来を閉ざし、スティッチが生きる糧であり理由であったクレアにとっては、他人の命等取るに足らない物であった。 二人で結末を見た日本の大きな事件。 その時にスティッチが発した言葉と生々しい狂気のオーラは、一年たった後もクレアの首から太い首輪と鎖を解いてはいない。 クレアには、スティッチこそが絶対的存在であった。