連続殺害事件の十一人目の被害者としてサーに予想、そして手掛かりへの願望とされていたクレア。 しかしその“殺人鬼”クレアは、自分が殺害される事はない。 彼女は犯行に及んだ後、遺体を頭の上から勝ち誇ったように見下ろし…… 額にナイフを突き立てた。 「Good-bye.十一人目の負け犬さん」 そう言いながら、『Loser(敗者)』の頭文字である“L”の一文字を赤く刻んだ。 その後数枚の写真をCamera(カメラ)収め、夜の闇に消えた。 シャッターの音と僅かな形跡は、雨が丁寧にかき消した。