正人に洋服をはぎ取られた詩織は、ベッドの淵に正人を腰掛けさせ、その前に膝を付いた。 詩織は、目の前にある十代の“それ”だけに視線を移し、正人は詩織からの金で買ったブランドのポーチから“粉”とアルミを取り出した。 口に大きな“モノ”を含み、鼻でしか息の出来ない詩織の顔の横で、アルミの上に乗せた粉を下からライターで炙る。 詩織はそれに気付きながら、 「今日だけよ……、最後だから、今日で辞めるんだから……」 と心の中で何度も呟き、十数分後には…… 涎を垂らしながら腰を振っていた。