JUNK LAND【→】


余韻とスティッチの鼓動を楽しみながら、スティッチが“果てる”瞬間をクレアは振り返っていた。

(最後のあの瞬間……、間違い無く彼はあの時の雰囲気を纏っていたわ。スティッチの中に居る狂気は消えてなんかない)

クレアの心に隠れ住む“陰”がスティッチに共鳴するかのように、スティッチは話し始めた。



「クレア、俺は後悔してるんだ……」