ホテルでの真理子は、先程の気品あるお嬢様からあきらかな“雌”に姿を変えた。 真理子は正人に名を聞いたが、正人は“さとし”と名乗り、その名を彼女は何度も呼んだ。 互いに身体を接点に欲求を満たすだけの関係。 真理子とさとし。 さとしの身体を何度も求める真理子の性欲を、さとしの若い身体は全て受け入れた。 さとしは歳を偽り真理子と対峙したが、真理子はおよそ察していた。 この時さとしの年齢は17歳。 真理子はその漲る性欲が欲しかった。