side夢叶



「夢叶ー!お待たせっ」


「あっ、真希―…と、誰!?」


今日は真希とデート。


私はピッタリ10時に駅にいた。


10分ぐらい遅れてきた真希の後ろには知らない男の子が2人。

……ん!?


「「あぁーっ!!」」


私思わずが叫んだ声と彼の声と重なった。


「えっ?何!?知り合い?」


この状況を理解できていない真希が聞いてきた。