「ははっ。じゃあな。気をつけて帰ろよっ」


「うんっ!!ありがとぉ!!」


「おうっ」


秀哉君はそう言って歩いてった。


教室に行くのかな?


…胸の高鳴りは止まず、体の体温を上げていく。


そっか…、わかった。


好きなんだ…秀哉君のこと。


彼の笑顔がたまらなく好きなんだ。


だから…会いたかったんだ。


気づいてしまった気持ちを心にしまいこみ、歩き出した。