ひたすら泣いてた………。

絢耶先輩は何も言わず、ただ優しく背中を撫でてくれた。




産まれて初めて
本気で人を好きになって
先輩と少し話せただけでも胸の中はパレードみたいだった。

ドキドキする気持ちも
胸にツンと刺さる位の辛い気持ちも
初めてだった。

今日、
私は初恋をやめます………。