「そういえばホミ、最近踊ってる?」


「うん。夜は大体毎日」


「あ、それでラインしても返事無いんだ

もー、踊ってると夢中で、気づいてくれないんだから」


「ごめーん」



ミユは中学時代からの同級生。


ちょっと飽きっぽいのがたまにキズだけど。



私の事よく分かってくれるし


大事な友達。



「あ、ねえねえ見てよ、このアプリなんだけどさ…」

「何-?」

ほんとに、いつも通りの朝。

いつも通りの学校。



の・……

はずだったのに。