私はただ、好きなダンスをしてただけ。
突然、追いかけられたり。
攫われたり。
なんか、貯め込んでた緊張が
一気にほどけたって言うか。
立ち尽くして、ぽろり。
もう一筋、なみだ。
「大丈夫?」
ジョシュアが数歩、歩み寄って私をきづかう。
「おいおい、どーすんだキョーヤ
『コースト』に目つけられてるっていうから
どんな娘かと思えば
すげー普通の子じゃん
こんな子巻き込むの、ナシだろ」
たしなめるように、kが言う。
キョーヤは、地面に視線落として
少し、考え込んでから言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…